「心のブレーキ」の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー~
先日読んだ成功本50冊「勝ち抜け」案内で読んでみたくなった1冊を購入。
早速読んでみました。主に「潜在意識」について書いてあります。
潜在意識の特徴としては、主に4つのことを掲げて説明されています。
- 現状維持を好むこと
- 全体性があること。
- 答えを探し続ける性質。
- 時間軸がないこと。
現状維持を好むこと。
これは自己防衛の本能が変化を嫌い抵抗するということ。
全体性について。
あなたの中にはたくさんのあなた(例えば経済面のあなた健康面のあなたみたいに)がいて、1人だけが成長したりすると後に他のあなたが足を引っ張るよということ。→経済面ばかり上がってくると体調を崩すとか。逆に、1人だけが落ち込んだりすると他のみんながカバーしてくれるということも。
答えを探し続ける 性質。
意識と潜在意識の世界は異なるという大前提。意識では探すの止めても潜在意識には答えが出てくるまで探し続ける性質があるということ。これは、「あの歌手の名前なんだっけ?」って時には思い出せないのに、ふとお風呂で「あ~!あの歌手○○だった!」なんて思い出すことで理解できますか。
時間軸がないこと。
意識にとって、過去は起きた事象が本物。潜在意識にとっては過去に起きた事象について今考えている意味 が本物。そう、潜在意識にとっての時間軸は今この一瞬だけ。そのため、潜在意識の視点からは過去と未来はいつも変化している。また、そのため考え方にも違いがある。これが面白いところだが、意識では「私は成功した!」が本物だとすると、潜在意識では「成功が私に来た!」となる。つまり引き寄せのことを言っている。
これらの潜在意識の性質から、
- スタートはゆっくり丁寧にし、小さな変化を徐々に大きくすること。
- 自分の成長には各方面の自分のトータルでの成長が求められること。
- 迷ったらYESを選択すること。失敗しても潜在意識のリソースは開放されプラス。
- 今できることを考え、実行すること。
が、潜在意識の視点から見ると、自己成長のコツと説く。
さらには、”フェイクイット” 「はったりが本物になる。」自分にアファーメーションを続けることで成功はあなたのものと完結する。
読みやすく、ボリュームも少ない本だったが、ちょっと気になっていた潜在意識の分野を知ることができ、知の分野の「心のブレーキ」が少しだけ外れた。