久しぶりの読後レビューです。
「明確な目標をありありとイメージすることで感情をコントロールし、積極的に行動を起こし続けること。」
この本で掲げている成功法則が上のコメントのものである。これについては、間違いなく正しいと思う。どのような成功本にも同様のことが書いてあり、私もSMIという自己啓発セミナーでも学んだことと同一である。
そして、さらに「思考の現実化（つまりは夢をかなえる方法）」には次のようなサイクルがあると著者は述べている。
思考→感情→行動
この中で最も重要とこの本を読んで考えさせられた部分が、感情についてである。思考（夢）があっても行動には直結しない。夢があっても白昼夢になったり、願望で終わったりすることがある。つまり、行動を起こす源は感情であるという考え方である。そして、この感情を維持するためには、毎日のビジュアリゼーションが有効であり、２分程度のビジュアリゼーションムービーを携帯電話やiPhoneに携帯しましょうというもの。いや、なるほど、そうですね。良い方法ですね。それだったら、楽しく忘れずできます。確かに。
夢や目標があっても、つい情熱が冷めてしまって、行動が続かないという経験はほとんどの方がお持ちではないでしょうか。そこで右脳の働きを活用し、誰もがもっている潜在能力に働きかけ、イメージによるビジュアリゼーション効果を高めようというのがこの本の主旨であり、著者は宝地図そして宝地図ムービーを用いてビジュアリゼーションしましょう！ということを本で説いているわけです。
グッドアイデアをいただいたということで、星５つ☆☆☆☆☆の評価をさせていただきたいと思います。
なお、具体的なムービー作成方法についても、これまでの研究結果等をふまえて本で紹介されていますので、「かなえたい夢がある。」「夢がないのが心配」「私の人生って？」なんて人生を考えている人なんかが読んでみても面白いかもです。