子どもの宿題にお付き合いして、ほのぼの家族を楽しみつつ、自己研鑽を考える。

投稿者: | 2009/1/2 金曜日

新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。さて、新年出初めのブログは自己研鑽を少し考えるでございます。それではどうぞ。

いぶきの冬休みの宿題である国語10ページ・算数10ページからなるウインター12という宿題帳を、一緒に問いている。小学2年生の宿題だから、当然私には答えがわかる。そのため、いぶきは安易に私に答えを要求してくる。

ここで答えを教えるのはとても簡単なことだが、それで良いのか。当然、よろしくない。ここで求められる親としての勤めは、子どもが学ぶ姿勢を育てること、また、子どもに答えの求め方を教えること ですよね。

しかし、このお勤めは非常に面倒である。答えを教える方が多分10倍以上楽だ。

「答えは○○だよ。」はい、終了。

「その答えは辞書で一緒に調べてみよう!」「その答えは前に習ったのなら教科書をもう一度探してみよう!」・・・・「あった!」「よし、あったか!じゃあ、声に出して読んでみて。そうだ、答えはこれだよ。」

時間的にも、大分長くかかってしまう。では、なぜこんな面倒が必要なのか?ましてや、なぜ勉強しなくてはならないのか?

「なぜ、勉強しないといけないの?」と子どもに問われた時、なんと答えようか。

①「良い大学に入って、良い会社に入るためよ。」 ②「大人になって困らないためよ。」  ③「お父さんみたいにならないためよ。・・・。」 ④「みんなに負けないためよ。がんばって!」 ⑤「勉強したくないなら、しなくていいよ。」

これらは全てありがちな回答例ではないでしょうか?でも、私だったらできればこう答えたい。

「大人になって、いぶきはどんな仕事をしたい?その仕事をするために必要なことはどんなことだと思う?それは誰に教えてもらう?大人になったら、自分で考えないと全部は教えてもらえないぞ。」そして、「その仕事でちゃんと家族を幸せにするために、仕事を頑張る習慣を勉強することで身につけるんだよ。」要は自己研鑽なんだということを言いたいってことね。

それにしても、どうでしょう。文章にすると究極的にクドいですね。こんな親いやだ〜って感じですよね。でも、私はこんな感じで答えたいんです。

要は、勉強する理由は、人の上に立つためでもなく、人に勝つためでもない、「自分の人生を築くため」ということを言いたいだけなんですかね。

幸せになるも、不幸になるも、心の持ちようによります。だとしたら、いろいろ学び、心を鍛え、学びを活かし、日々を幸せにするコツを学びたい。私自身がそう考えることを、いぶきにも伝えたいです。

これは、かなり面倒な仕事ですが、これもすなわち自己研鑽です。

ちなみに、いぶきの宿題ははかどっています。嫌々いいながらも頑張ってくれています。2人で楽しく宿題をやっています。

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