ユビキタス・キャプチャーといったら、小さなノート「モレスキン」というのが定番ですよね。
私もいつでもどこでもモレスキンを携帯し、ユビキタス・キャプチャーの習慣化を頑張ってきました。
が、どうしても気になることがあったんです。それはアナログツールならではの課題である「後日の検索性に優れないこと」と「書き終えた手帳の処分と置き場所」です。
これらの課題は特にノートが2冊目に入った時点から問題化します。ノートに忘却力を依存したデータを常に手元に置いて活用したいというのは当然に発生する欲求であり、今のご時世にアナログツールを選択する場合のリスクです。
そんな時のためにScanSnapがあるんじゃないかとおっしゃりたい方もいらっしゃるでしょう。しかし、実際にスキャンして実践してみると、これがなかなか満たされないストレスとなります。デジタル化したらやはり検索性が欲しくなるものです。
そのため、私はどうしてもiPhoneでユビキタス・キャプチャーしたいと考えていたんです。なにか良いメモアプリはないものかと。
iPhone
ユビキタス・キャプチャー
メモ
とくれば、普通これらに興味がある方はEvernoteとくるんじゃないでしょうか?ググってみてもその傾向が強いです。(20091003現在)しかし、Evernoteアプリでは欠点が2つあります。アプリの立ち上がりの遅さと、iPhone上での一覧性です。これらは私にとってはストレスでした。ただ気になることを記録するのに、昨日何が気になったかを見るのにどうしていちいちこんなストレスを感じなければならないんでしょう。全然Lifehackじゃありません。
そこで気づいたんですが、この2つ「直ぐ!」と「視認性(一覧性)」はユビキタス・キャプチャーには必須だと。それにさらに効率良い検索性を備えるシステムはメモアプリじゃ無理かと考え至っていました。実際そんな優秀なメモアプリは探しましたが、ありませんでした。
そして一晩寝かせました。そして朝改めてiPhoneを眺めていると、2ページ目に良いアプリがあるのに気づきました。そうです。タイトルで先に答え出ししているSMS/MMSでした。
これをGmailに送信したら、検索性はクリアするし、Gmailだったら、フィルターかけて、さらにEvernoteにも転送できます。
加えて、SMS/MMSは、その履歴一覧性が売りです。iPhoneでの一覧性もクリアです。おまけに、画像も扱えます。
なお、課題がまったく無いとは言い切れません。まずは入力の手間ですが、フリック操作を練習すれば、実はペンを用意して書くのとさほど変わらなくなります。なら、電波が届かない場所では・・・どんな山奥で書くんですか?
というわけで、iPhoneでユビキタス・キャプチャーはMMSが最高であるというのが私の見解です。意外に自分にメールを送ると言う行為も楽しいもので、ワクワクしながら続けられるという特徴もあります。
折角Lifehackするんですから、ツールも使って楽しいものを選ばなくてはなりませんよね。
そういう手もありますね。
iPhone、やっぱり便利ですね・・・
検索性は非常に魅力です。
うーん、アナログかデジタルかというのは、いつも悩みます。。
まだ私はアナログ:大学ノート+ポストイットでユビキタスキャプチャーをしています。
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