著者の日垣隆氏はB型人間のようである。もちろん血液型のことだ。なぜかというと、本のあとがきに書いてある。歯に衣着せぬ表現で、読み手の興味を引きつける。
この本は、404 blog not found で絶賛されていたので迷い無く即購入した。
読む前のこの本の印象と目的「他人の成功哲学を盗む方法と導入実例」。そして読んだ後の印象「著者の先達成功哲学まとめ本」本のコンセプトとしては 夢をかなえるゾウと同じだった。
しかし、楽しめた。読み手である私の「なるほど」を多く引き出した。この「なるほど」の引き出し方が、夢をかなえるゾウと異なる手法を用いている。ということから、私はあえてこの2冊はセットで読むとすごく良いと考えてる。
ちなみに、私がなるほどと興味を持ったひとつは
30秒ルールと1時間のストーリー展開
相手に30秒の話題提起で関心を持たせて、1時間のストーリーで引き込むというものだが、この単純ルールも知っているのと知らないのでは差がでるだろうし、知っているのと実践しているのではもっと質が違う。ましては、知らないのと実践しているのでは・・・もう言葉にもならない。
それにしても、この本の類する自己啓発本はもうそろそろ飽きてきた。たぶん、今私の頭は求めていないようだ。当面はインプットよりアウトプット、情報収集より収集した情報の実践に重点を置いていきたいと考えています。そして、この意識の変化は多分、この本を読んだからだろうとも同時に考えています。より実践や行動を即す本の構成になっているのです。
先述 404 blog not found でもこのことについては、以下のように表現されてあります。
「自己啓発書なるものを買ったことがなかった方、あなたはラッキーです。本書一冊あればいいのですから。」・・・なるほど、改め小飼弾さんのブログの素晴らしさにも触れてしまいました。
ただ、ひと言だけ言葉を付け加えてよいと許されるなら、「いろんな自己啓発本を読んで、最後にこの本を読んでほしい。」ということ。やはり、これまで集めてきた知識や情報がベースにないと、この本は楽しめないかもしれない。
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