来年の元日はいつもより「1秒」長い1日です

投稿者: | 2008/10/20 月曜日

平成21年(2009年)1月1日(木)
午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に「8時59分60秒を挿入します。

これをうるう秒の挿入というらしいです。

かつて、時刻を決めるためには、地球の公転・自転に基づく天文時が使われていましたが、現在では、原子の振動を利用した原子時計をもとに決められるようになり、非常に高精度なものとなっています。このため、逆に天文時に基づく時刻との間で、ずれが生じるようになりました。
そこで、原子時計に基づく時刻を天文時と0.9秒以上ずれないように調整を行った時刻を世界の標準時として使うことにしています。今回の「うるう秒」の調整も地球の公転・自転に基づく時刻のずれが0.9秒に近づいたために行われるものです。

現在は原子時計を使っているのか。それさえも知りませんでした。

ところで、これは日本のお話ですね。

日本でこの時刻を管理調整しているのが、総務省管轄の独立行政法人通信研究機構というところ。私ここで疑問が生じた訳ですが、これって世界の標準時があるにも係らず、なぜ日本独自の時間を用いなければならないのかということ。わざわざ、うるう秒なんかを用いながら。しかも、このうるう秒の挿入は24回目となるようで、さかのぼると昭和47年7月1日に第1回目が行われたようです。その後は、あったりなかったりと年を重ねて来ており、今回のうるう秒挿入は平成18年1月1日以来の3年ぶりであるようです。あったりなかったりするのもなんだか疑問

という訳で、疑問はネットで調べる。

調べてみましたが、実に高尚な話題のようでした。世界の標準時プロジェクト閏秒のページに詳しく記されています。なんだか、興味をひかれるお話がいろいろありました。私ごときの疑問に対する答えとしては、地球の自転速度は、不規則であることにあるようです。

なんだか、疑問に対する答えがこんなにも明確に探し出せることってすごく良いですね。

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