昨日、国際青島太平洋マラソン大会のフルマラソンに出場してきました。大会へのエントリー総数は11,002人。フルマラソンの部だけでも7,004人もエントリーしていたようです。参加者11,002人のうち、県内の方が4,609人で、次いで福岡県の方が1,906人と県外の方のエントリーの多さが非常に印象的です。RUNNETでも大会100撰で10位にランクする大会で全国的にもメジャーになってきております。また、今年は市街地を走る新コースに改められ、応援いただく方も格段に増えていました。
さて、それで、私事(このブログに私事以外ありませんが・・・)ですが、フルマラソンをなんとか完走・完歩?することができました。恥も隠さずに成績を発表しますと、6時間12分49秒の総合順位4,579位、燦々たる結果となりました。
出場の記録
- スタート後からぜんぜん調子がでない。それは当然、走る事自体が1ヶ月ブランクあり。
- 後続者にどんどん追い抜かれていく。あとで追い抜いてやるからな!と心の中で叫びつつ。
- しかし、スピードはのらない。当然。足の疲れが出るのが早い。まあ、息が切れることはない。
- 5キロをすぎたところから、故障していた膝付近に痛みが始まる。
- 苦しみながら市街地に入るが、ずっと後続者に抜かれまくりで精神的にもまいる。
- 20キロ付近の県庁前でとうとう歩く。膝が痛くて我慢ができず。リタイアを妄想する。
- 「ハーフ距離まで、22キロまで。」と念じながら足を引きずりながら走るが、足指先がしびれてくる。
- なんとかハーフ距離は達成。しかし、今後どうするか?と立ち止まって考える。本当に立ち止まって考えた。
- 現在の経過時間2時間30分程度。歩いて1キロの時間をNIKE+で見てみると、9分ちょっと。計算する。
- 残り21キロ地点。10分/キロで歩けば、6時間で完走することができると読む。210分間(2時間30分)歩くことを決心する。なんとしても完走したい。
- あとはひたすら歩く。無理して走らない。全く走れないし、他の人が歩いたり走ったりするのを横目にひたすら歩く。歩いたり走ったりする人とそんなに変わらない
- 周囲の構成メンバーがあまり変わらない。歩き通せば良いと確信を持つ。
- 途中、関門時間を自転車の観察の方に尋ね、ちょっと焦り、必死に歩く。右足は動かせない。
- 応援の高校生の皆さん、ご声援本当にありがとう。でも、私は走りません。歩き通すと決めたから。
- ゴールに近づくにつれ、なんだかさっきまで歩いていた人たちが走り出す。走れるのかよ・・・俺は走れないから歩いてるのに。
- 歩いてゴール。ゴール前の声援も歩いてゴールする人には少し寂しい。というか、応援してくれてる人もやりづらいような雰囲気を感じる。
- ゴール付近で待っていた家族に「遅い!」と叱られる。でも、顔は「お疲れ!」って見えた。ありがとう。
と、文字にすると非常に悲しいレースでした。
敗者の弁
フルマラソン出場は今回2度目で、昨年となる前回の記録は3時間59分06秒とギリギリでサブフォーを達成し、気を良くしていたのに。やっぱり成功体験はゴミ箱に入れておくべきだったな。
とはいえ、今回の敗因をいろいろ分析し、今後に活かすことが今大事な事です。敗因と課題は以下の通りと考えています。
- 忙しいことを理由に練習開始が遅れた。
前回は、春から練習していたのに、今年は11月開始。 - 練習開始してすぐに故障した。
練習開始して間もなくから、昨年は走れた!と勇んで遠距離を走り故障。 - 故障がなかなか治らないのに、ぶっつけ本番でフルマラソンに挑んだ。
エントリー料がもったいなかったので無理矢理出場した。
なんだか、上記だけを見ると単なる言い訳の弁にしか見えない。
今後の目標設定
そこで、大事な今後の目標設定と心構えの確認を!
目標:私は3年後までにサブスリーを達成する。
心構え:私は失敗した。そしてちょっと傷ついた。計画性をもったトレーニングに取り組む。
私にとってマラソンは、初めて一生懸命になれたスポーツです。技術やテクニックの壁が低く?、自分の中の敵と対峙して打ち勝つことを感じられるスポーツだからです。それに、最近は流行でもある。
ずっと前に職場のサブスリーを達成している上司からサブスリーを達成するためのマニュアルをいただいている。達成までのステップを細かく区切り着実に達成していくぞ。時間をいかにして確保していくかがキーですですが、パーソナルモティベーションでもって克服します。