フィンランドの法律がすごい。

投稿者: | 2009/10/16 金曜日

北欧諸国のひとつ「フィンランド」自分の知識の範囲では北にあって寒そうな国という程度。学力世界一で注目されたフィンランドメソッドなんていう学習スタイルもあったが、個人的にはノキアの母国というのが一番ピンとくる話題。

そのフィンランドで面白い法律ができたようです。

フィンランドの政府と国会に拍手しよう。ブロードバンドへのアクセスをフィンランド国民(550万人)一人一人の“権利”として法律で保証したのだ。  これは、世界で初めてだそうである。  暫定措置として、2010年7月にはフィンランドの全国民が1メガビットのブロードバンド接続への権利を持つことになる。運輸通信大臣がそう語った。2015年には、この法的権利がなんと、“誰でも100メガビットのブロードバンド接続”に拡大改訂される。

ブロードバンドを国民の権利に!ってスゴいと思う。

日本でもe-Japanやi-Japan構想でもって、ブロードバンドゼロへの取り組みを進めてきましたが、地方においては各自治体の選択により、国民全体としては極一部ですが、ブロードバンドにつなぎたくてもつなげないという人が残っています。もちろん、統計的にはブロードバンドゼロ地域解消となって発表されることもあり、これらの人には迷惑な話です。

私ごときも宮崎県の田舎のため、環境としてはADSLしか提供されておらず、自宅の回線速度は1〜3Mbps程度しかでません。まだまだ満足できるものではありませんが、それでも普通に情報収集には困りませんし、YouTubeも普通に見れて、不便はありません。しかし、3km先にお住まいのの職場の先輩はISDNしか提供されておらず、ちょっと可哀想です。

お買い物は確実にウェブ依存型に進行中

そんな私の普段の買物遍歴について考えてみると、大半はウェブで済ましてしまいます。ウェブで情報を集め、ウェブで購入。たまには、実店舗で商品を見たりといったこともありますが、買うならウェブの方が安いしと、アマゾンや価格.comなどで店舗を選びます。もちろん、食べ物類はご近所のスーパーで購入しますが、それは妻の役割分担してあり自分にはあまり実感がない。

そんなわけで、自分の買物は金額ベースで考えると80%強がウェブ依存していると思います。こんなに田舎に住んでいてもというより、実物商品の少ない地域だからこそ、インターネットでショッピングするのが有効だからです。

そして書きたいことの本質

すでにインターネットは日常生活に深く浸透している。仕事もプライベートもインターネットが無くては始まらない状態。ちまたではテレビは無くてもいいがインターネットが無いと困るとの声もあるじゃないですか。新聞も雑誌もインターネットに太刀打ちできない状況が迫っている。紙の手帳さえ持たなくてもスケジュール管理ができてしまう時代。言ってしまおう「フィンランドのこの法律がうらやましい」。フィンランドの大胆さがうらやましい。日本は全国的に情報インフラに対する理解を拡大した方が良い。国土交通省より総務省に頑張っていただきたい。

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